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スマホの平均使用時間はどれくらい?日本の調査データまとめ

スマホの平均使用時間を、総務省・こども家庭庁・民間調査の数字で一覧にまとめました。調査ごとに測り方が違う点と、数字を自分の使い方に当てはめるときの読み方も解説します。

「自分は使いすぎなのか」を判断するとき、まず気になるのが平均です。ただし公表されている数字は調査ごとに対象も測り方も違うため、そのまま比べられません。主要な調査の数字を並べ、読み方を整理します。

主要な調査の数字(一覧)

調査対象主な数字
総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(令和 6 年度、2025 年 6 月公表)全年代平日のネット利用 181.8 分(テレビ 154.7 分を上回る)
Job 総研「2024 年 スマホ依存の実態調査」(2024 年 11 月)社会人 606 人平均使用 264.7 分。我慢できるのは 197.2 分
こども家庭庁「青少年のインターネット利用環境実態調査」(令和 6 年度、2025 年 3 月公表)青少年平日平均 約 5 時間 2 分。高校生 6 時間 19 分、中学生 5 時間 2 分、小学生 3 時間 44 分
MMD 研究所「2024 年スマホ依存に関する定点調査」(2024 年 7 月)18〜69 歳 1 万人使いすぎの自覚 62.5%(かなり 23.4% + やや 39.1%)
SHIBUYA109 lab.「Z 世代のアテンション・デトックスに関する調査」(2026 年 3 月発表)15〜24 歳 574 人スマホ疲れ 62.2%、SNS 時間を減らしたい 67.6%

なぜ 181.8 分と 264.7 分が並ぶのか

同じ「利用時間」でも、測っているものが違います。

  • 総務省の 181.8 分は「ネット利用」で、スマホ以外の機器も含み、対象は全年代(高齢層も含むため平均が下がります)
  • Job 総研の 264.7 分は社会人を対象にした自己申告のスマホ利用時間です
  • こども家庭庁の約 5 時間 2 分は青少年のネット利用時間(利用機器はスマホ 75.4%)です

自己申告の数字は実測(スクリーンタイムの記録)とずれます。比べるなら、同じ測り方の中で比べるのが原則です。

学齢が上がるほど長くなる

こども家庭庁の調査では、高校生の 33.2% が 1 日 7 時間以上(9 時間以上は 17.7%)でした。同時に、家庭のルールが「ある」と答えた割合は小学生 82.1% → 中学生 73.0% → 高校生 46.6% と下がります。時間が伸びる時期にルールが薄くなるという組み合わせです。

平均より大事な 2 つの数字

平均と比べるより、次の 2 つを見るほうが実用的です。

  1. 自分が納得できる時間との差。Job 総研の調査では、実際の使用(264.7 分)と我慢できる時間(197.2 分)の差は 1 時間以上でした。自分の場合の差を出してみます
  2. 支障が出ているかどうか。同調査では、使いすぎで感じる支障として睡眠不足・睡眠の質の低下が 71.7%、集中力の低下が 48.4% と報告されています。時間が長くても支障がなければ、優先して直す理由はありません

だから、何をするか

数字を見たあとにやることは 1 つで十分です。

  • スクリーンタイム(iPhone)またはデジタル ウェルビーイング(Android)で、自分の実測値を確認する
  • 「納得できる時間」を自分で決めて、差を計算する
  • 差がいちばん大きい時間帯を 1 つ選び、その時間帯だけ条件を変える

意識するだけでは時間が減りにくいことも分かっています。豊明市の条例に関する市民アンケートでは、「意識するようになった」24.5% に対し、「使用時間が減った」は 3.4% にとどまったと報告されています。

自分の使い方を確かめるならスマホの使いすぎセルフチェック、夜の時間から手を付けるなら寝る前スマホをやめる方法が入口になります。

出典

※各調査は対象・時期・測り方が異なり、数字を直接比較することはできません。公表されている調査の紹介であり、医学的な診断や助言ではありません。

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